あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

7拍子のソロを考える

10月22日に行われるシルバーエレファント・ライブは歌モノバンドさんに囲まれて僕らは異質なイメージを演出することになりそうです。

あの、オッサン達、浮いてるねー、、。そういうことである。
そしてまた、お店はそれを狙っているのかも知れない。
さて、その中で演奏する「真冬のTV塔」は7拍子を中心とした変則的な作品だが、後半にキーボードソロを設定した。
ベースもドラムもソロの用意があり三人共にタイプの異なる7拍子でアプローチすることになる。
そこで7拍子ソロを考えることになる。

7という数字をカタマリひとつで考えるという手もあるが、それはもしかするとワンパターンに追い込まれる可能性がある。音楽的な下地を作るには僕の場合、4+3、もしくは5+2に落ち着くことになる。
これは演奏家によって異なるはずだ。4+3を不自然と感じて3+4をメインに考える場合もあると思うが、こういうところに自分のこれまでのバックボーンというか、どのような引き出しを持っているか?というのが表出する。
ベースがF#固定なので、コードの考え方に自由度はあるが、もう少しキツいルールが在った方がよりスケールアウトするにしても緊張を感じる内容となるだろう。

F#から想定されるのは、モードで考えればAドリアンだが、コードとなると実は難しい。Aドリアンというところから、Am、そしてF#を内包するBを経由して、F#を9thに置くEm7.9に一旦ケーデンスさせるというのは、なかなかお洒落なセンスとは思うが、しかし、ソロという中でどういったラインを描くのか?またその後、どのような道を歩み、どのようなゴールに導くのか、そしてこれは最も大切なことだがソロ全体が作品のイメージに寄り添ったものであるのか。

今、これを書いていて溜息が出てしまった(笑)
F#固定、7拍子と。誰が言い出したか、、自分である。こうして僕はいつも自分で自分を苦しめるのである。
ドラムのアプローチも気になるところだが、この後に作品を締めるパート2点が来るので尚更だ。ソロの終わらせ方とエンディングへの入りが上手く行かないと大変なことになってしまう。
僕の作品はそもそも珍曲が多いので、どこをどのように間違っちゃったのか聴き手にも分かり難いところが良いところだが(笑)しかし、この一連のパートの動きで沈んでしまうと、アルコールを注入した聴き手達も「ちょっと変!!」くらいには気が付くに違いない。ひとつ自分を解放する策として、クラシック音楽の手法をソロ全体の中心に置くという手がある。例えば7拍子には馴染まないという先入観念はあるが、意外に自由度があるバッハ的な手法、モードとコード、そしてフレージングにその特長的なところを加味するとソロの方向性がキレイに定まってアプローチが楽になるという可能性がある。ELP/キースエマーソンがよくやる手ではあるけれど、あそこまで露骨にやらなくても(笑)僕なりの方法で少しづつトライしております。
ということで、最近はお小遣いサイトばかりに入れ込んでいた僕も少し目尻の角度を上げたいと思うのでした。