あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

「雨の工場地帯」の完成はまだか!?

「雨の工場地帯」は僕の中心に在る作品です。調度FLAT122時代(ベースレスギタートリオで2枚のアルバムをリリース、それなりに頑張ったバンドです。)で言う「波濤」でしょうね。暗さといい、重さといい。
しかし、最も違うところがある。
それは、この作品がプログレではないことです。
この作品はバンド活動を停止している時代に作ったものです。目的意識のないニュートラルな気持ちから出ておりますので、ジャンルに傾倒しない潔さがある。
ただ、タカ3というピアノトリオで演奏するので、どうしても色彩としてはジャズではないかと思います。またジャズと言われることに全く違和感はありません。

▼雨の工場地帯 前奏:ピアノ右手による転調と拍子チェンジによるコテコテな世界

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雨の工場地帯は最初、ワープロ文字だけの楽譜でした。しかし、それでは特にベースが苦しむので、こうして楽譜化しているわけです。やはり楽譜というのは残念ながら必要なのですね。1拍をどう数えるのか文字で説明するくらいなら音符を書いた方が早いわけであり誤解を生じない。しかしワープロ譜面に良いところが無かったのか?と言えば、そうも言えない。音符によって細かく具体化されないことにより、メンバーの想像の幅が広がるところです。音楽的過ぎるやり方、音楽家があまりに音楽的であることを嫌う僕らしい天の邪鬼な方法です。まあしかし、ここは素直に譜面の軍門には降る、ということで良いか!ということになるらしい。
雨の工場地帯にとって、この前奏はとても大切です。このパートにより「当時18歳の僕がピアノレッスンをさぼって、小雨降る工場地帯の脇をプラモデル店に向って歩いて行く情景」を表現するわけです。これから本体のテーマを精査しつつ譜面化して行きます。この今やっている一連の作業が秋の2回ライブに繋がります。