あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

クセナキスに教えられたのか?

僕にとって最もハードルの高い作曲家である。

クセナキス

今日、聴きたいCDを探していて、最近ずっとECM一辺倒だったので、ここで現代音楽行くか!!となった。

もう一枚、これはケイト・ブッシュの新作だったが、これもまあ現代音楽みたいなモノかも知れない。彼女のこれまでの作品では最も好きになる可能性がある。

さて、クセナキス

さっぱり分からないのも多いです。

たとえピアノ作品であっても、分からない。

高橋悠治クセナキスピアノ曲は大変なのでゆっくりさらうことが大切になります、、と言っていたが、高橋悠治がそういう練習するっていうところが何か、大変なことだぞ、、これは(笑)と思うわけだ。

本来、難しいとか簡単であるとか、そういうのは音楽を計る升になどならないのだが、このクセナキスの場合は、技術が表現と密接に絡むところがあり無視出来ない。

それにしても、この「音」一体何が言いたいのか、、、。分からないという感じ方、、感動? そりゃキツイよなぁ。クセナキスさん、あなたは何時も大変だ。

ところが、、、!!!

僕にとってこの作曲家、打楽器作品となると全く意味が違って来る。

音楽に意味なんて、本来違う事とは思うけれど。

単純に打楽器作品は楽しく聴けるのです。

聴き方もBGMでよし、鬼聴でよし。まあこの作曲家をBGM?と言われそうですが、流れとしてフィリップ・グラスと同じようなところでして、、、。

 

そして、ひとりで演奏する打楽器奏者を聴いて、またそういう作品を書く宇宙人のことを考えて、ふと自分の活動のことが浮上して来た。

周囲の環境には、どういった才能と掘り下げ具合があるのかを冷めた目で眺めるという、これは感覚的なことでもあったのですが、沸き起こったのです。

 

そしてまた、一人孤独なスタンスで活動する音楽家の何人かを知っているわけですが、何故にそういうスタンスに至ったのかが明確に、この胡桃大の脳裏に表出したというわけです。

短絡的に、彼の、彼女の真似をするのではありません。が、おそらくそれほど先ではないところで、彼らの活動をヒントに自分の音楽の行為というもの、周りの音楽家へのアプローチを変えると思います。

年齢を考えると調度良いとも言えますし、また少し遅かったかも知れない。

 

クセナキスはこれまで何度か挑戦してきました。どうしても彼の音楽を摘み取りたかった。打楽器なら楽しい、これからは他の作品も何度でも聴いてみようと思う。

そして、今日与えられた影響と、命題みたいなもの。

もう、自分は次に進んでいる感覚があります。きっと大切な何かをいただいたのかも知れない。

それにしてもだ、、テクノもプログレの変態音楽も、このオッサンからすれば赤ちゃんみたいなものだと思う(笑)