あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

わざわざ渋谷まで試奏しに行く!

成増から渋谷は副都心線が開通してからは随分アクセスが改善された。

とは言え、やはり一旦池袋に出て、そこから新宿、渋谷という流れは変るものではなく、遠さは感じてしまうのである。

それでも敢えて渋谷の某楽器店まで出向いたのはステージピアノを試奏したかったからだ。それも、池袋の楽器店では置いてないStudio logic社のモデル3種となる。

これは重量が異なる。

どれにもNumaというネームが付くが、その後に付くネームが異なる。

Consert/Stage/Compact

以上となる。

Consertのみ木製鍵盤となり、これがハイエンド、Stageが音源は同一ながら鍵盤が木製ではない軽量モデル、そしてCompactだけがセミウェイテッドというタッチとなる。上2機種はグレードハンマーであり、生ピの打鍵感を模倣している。

この3機種を同時に比較可能な楽器店は限られるので、あまり得意とは言えない渋谷までトボトボとやって来たというわけである。因にまたまた道に迷い交番で道案内してもらいましたが、目の前でした(笑)渋谷は何時でも苦手である。

さて、まず音質だが、これは評価で言われている通り、生ピにかなり近い。鬼聴きしない限り分からないかも知れない。上2機種は同一音源なので出音は変らない。

なので、下位モデルのStageでOKと言い切る評もあるが、そこも確認出来た。これは僕が実際弾き比べたところでの見解ですが、異なります。タッチは明らかに違います。

それは、YAMAHAのCP-4とCP-40との違い以上に明確かと思います。

というのは、先日ライブ直前の短時間リハーサルで、借りたピアノがCP-40だったからです。僕はわざとこのピアノをオプションから選択しました。それは上位機種のCP-4と比較したかったからです。そしてそれは意外に差異を感じませんでした。スタジオのモニタリング環境、スピーカ自体の出音の関係もあるとは思いますが、タッチも廉価版ではあっても、十分であり買値によってはこちらでも良いのでは?と思ったくらいです。

それからするとStudiologicは差異が認められます。比較的強く打鍵したときの鍵盤の安定性が違うのです。重量20kgのConsertの方が圧倒的にしっかりしております。Stageは打鍵した後に、鍵盤が安定せず上下に揺れが収まらないところがあり、少し極端に言えば昔のローズのようでもあります。

僕は、音質と同じレベルでタッチを重視しておりますので、おそらくこのStageは候補から外れると思います。それくらいなら、すぐ隣に地味な風情で置いてあったRolandのRD2000の方が全くもって上でした。出音も良く、打鍵の受止め方も文句がない。YAMAHA/CP-4のライバルとして挙げられるのは。Rolandのリリースする新型上位機種であり、更に言えばノードピアノなのだということが結論付けられました。ノードピアノも弾きましたが、昔のバージョンからすれば隔世の感ありのタッチで随分改善されました。音質はそのオーディオ的な見地からも圧倒的ですので、様々な条件を重ねて行くとやはりと言うべきか、YAMAHA/CP-4かノードピアノかということになると思います。何のことはない、何時もと同じ結論です。

大穴でStudioloic/Consertでしょうか。これであればタッチはしっかりしており生ピに肉薄する音として訴求力はあるでしょう。重量が20kgあるので、そこをどのように考えるかですが。

ただ、可搬性というのはバカにならない要素ですが、それは日当を出してバイトさんを雇えば良いかも知れないわけです。¥5000+弁当代(笑)でしょうか。

それではステージピアノを実際に買い換えるのか?というと、、。

KORG/SV-1が無理してまで使用を止めるほど駄目なピアノではないので、買った値段相応に働くまでは使い切るということじゃないかな?と言うことです。

これでは渋谷まで行った意味が薄い印象ですが、まあGWでもあり、たまにはこういう時間の過ごし方もありでしょう。

ステージピアノを買うのはまだ先のことのようです。

若い頃からしたら楽器を長く使うようになったものです。でもその方が愛着も増すしその楽器の理解も深まるので、自分の音楽にも良い作用があるに違いない。

こうしているうちに新型も出て来るわけですし、慌てないでまいりましょう♬