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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

自己ピアノトリオについて

4月28日、吉祥寺シルバーエレファントにてライブを控える「川崎タカヲ3」だが、今年2月から稼働を始めた正真正銘のピアノトリオである。

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これまで様々なユニットをある意味実験的にやってきた自分ではあるけれど、このトリオが最もジャズにシフトしている。

もちろん、世の音楽ファンがイメージするジャズピアノトリオとは随分違っているだろう。しかし、僕はもしこのバンドのアルバムが「ジャズ」と表記された棚に入れられても問題ないと思う。

ただ他のジャズと比較すれば、決まったコードをベースとするソロパートが圧倒的に少ないし、またテーマ重視の姿勢はやはりどちらかと言えばプログレッシブだろう。

これまでの作品と異なるのは、そのテーマの点。

圧倒的にテーマを絞り込んでおり、現在用意出来ている新曲3作品では、1、2つのテーマしか持たせていない。

聴かせどころを全体のサウンドと、その少ないテーマの強さとしたのだ。

長くイメージ表現と言って来たが、その割には(聴き手からすれば)そのイメージが混沌として掴み難かったに違いない。

今は、その極力シンプルにしたテーマをモード中心としたソロとリズム隊の織り成す展開パートにより支えるようにしている。

それで作品規模は十分なものとなるし、全体像も統一のとれたハッキリとした色合いが創出されていると思う。

課題は、こういった作品に寄りかからない、演奏家の腕が必要な方法なので、よりリハーサルの回数とメンバーのキャラが必要となることだ。

音楽に対するヴィジョン、引き出しを造り上げる能力と工夫にポイントが来る。

僕は出来るだけメンバーチェンジというのは行わない考えでやって来た。それはこのバンドも変らない。

是非、このまま雲の上に出て、評価を得たいと思う。

その点、かつてお世話になっていたシルエレで初ライブを行うのは良いスタートをいただいたと感謝しています。

最初、ベースレストリオで再生させたクラリネットフロントである新生FLAT1-22での出演予定だったところ、クラリネットさんの都合とお考えで頓挫しかけたところ、お店側の僕の考えで良いからユニットを用意して!という有り難い提案で、紆余曲折を経てこのピアノトリオに辿り着いたのだ。

聴き手さんからすれば、なるほどな、、という想像内のメンバーだろうけれど、当初はFLAT122に拘りギタリストを探すなどしてこのゴールはなかなか遠かった。

今では、このメンバー構成が当然のように活動しているが、ほんの2ヶ月前は様々なギタリストさん達にアプローチしては跳ね返されるという(それぞれ理由は違うが)流石の自分も可哀想になる(笑)状況だったが、これもまた良い経験になったのかも知れない。ピアノトリオを一生やらないでしまう、としたらそれはやはり恐ろしいと言う気がする。自分が中心でやりたいのにピアノが中心ではないというバンドばかり。それでは歪みが大きくなる一方だ。

アノトリオに逡巡して来たのは単純に自信が持てなかったからだが、こうして自分のアプローチが否定されているうちに結論に至ったのは自然な事という気もする。

このピアノトリオには拘り尽くしたいと思う。

連休前夜の4/28は金曜日です。出番は最後20:50分頃なので、是非会社帰りにでもシルエレに寄って僕たちの音に触れて下さい。

ご注目のほど、よろしくお願いします♬