あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

中心にいるという感じがする

アノトリオを組んで2ヶ月経過である。このバンドは約1ヶ月後「4月28日・吉祥寺シルバーエレファントライブ」が決定したことから、急遽組んだものです。

あてにしていた出演メンバーがNGとなり、僕としてはどうしても出演したかったライブでしたので、代わりとなるメンバー構成を考えたということになります。

当初はFLAT1-22として出演したかったのでギタリストの数人にお声をかけましたが、あまり芳しい反応がなく、なかなかに大変な状況となりました。

結果として、たまたま当日空いていたドラム・佐山智英さんと、ベース・中島洋隆君をリズム隊としてピアノトリオということになったのでした。

f:id:ktg0912:20170326123944j:plain

つまり、最初にピアノトリオをやりたかった!というよりは、結果としてこの様になったということです。

ところが、いざ音楽をスタートさせてみると、これが本当の「瓢箪から駒」で『何だ!これが自分が最もしっくりくるじゃないか(笑)』という好ましい流れとなりました。

人数を増やして、スケジュール調整からアレンジで時間を埋めてしまい、自分のピアノや音楽自体が後回しだったことに気が付いたこともあります。

ピアニストとして作品を考える。それは音使いからスタートするのではなくて、その前の段階から。コンセプト、ヴィジョンみたいなもの。音を出す前に、少し考えた方が良い。簡単に言えばそういうことになります。一見ちょっとしたこと、小さなことにも思えますが、案外大切なことかも知れません。偶然なのか、もしくは、自分からそういう予兆があったのか分かりませんが、ここ半年くらい随分音楽を聴くようになりました。

それもECM系をはじめとするニュージャズというものです。

このトリオには、これまでのようなテーマがゴチャゴチャと連なる書き方は行いません。2人を信頼して、ワープロに指示をまとめるだけです。どうしても、こういう旋律を弾いて欲しいのであれば、現場でピアノで弾いたり、歌ってみせたりして覚えてもらいます。その方が早いし、音楽の造られ方が有機質で、振幅の広いものになります。

今日のリハはシンセを持ち込みましたが、それもまた新機軸な音楽造りに馴染んだものでした。とくにシンセとピアノを同時に弾いて新しいサウンドを創出するのは僕にとって楽しいし、これまでにない響きを生んでいる実感があります。失敗を恐れず実験精神を持って突き進みたいです。

ピアニストである自分がバンドの中心に在る実感があります。意外にそれは初めてのことかも知れない。いつも人から祭り上げられながらも、何だか蚊帳の外にいるような気持ちだったのは、それは全て自分に理由があります。自分がらしくあるためにもう少しメンバー構成から、そしてどのような音楽を、どのようにして行うのかを精査しなければならなかった。こんな年寄りになって気付きましたが、でも気付かないであの世に行ってしまうよりは良かったのでしょう。

川崎タカヲ・トリオを是非、よろしくお願いします♬