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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

グレグ・レイク逝く。

あぁ、、ショック。

初代キングクリムゾン・ELPのグレグ・レイク(eb・vo)がお亡くなりになりました。

69歳だったそうです。

喪失感が凄過ぎて、自分でも驚いております。

それは、今年3月にキース・エマーソンが既に亡くなっていたことを知ることとなり倍加してしまいました。

カール・パーマーだけが一人残ってしまいました。

ELPを知ったのは確か音大受験のために一浪し尚美音楽院の受験科で勉強していた時ですね。当時朝霞台に在った寮から本郷にある学校まで通っていたわけです。確かそこで知ったと思います。

あそこは音楽のことを何もしらない僕にとっては毎日が吸収出来る天国のようなところでした。

基本を知らない僕を遠慮なく笑ったり、ハッキリとバカにしたり、興味深く暇つぶしにお節介を焼いたりというのが、ご一緒した仲間の態度でありましたが、腹を立てることもなく楽しく、面白く、何とかしがみついて行ったわけです。

皆、クラシックだけでなく音楽全体をよく知っていたところが良かった。

ELPはタルカスから知りましたが、結局最も好きなアルバムは1stとなります。

実は、グレグはベーシストとしてはそれほど好きではないです(ファンの方、ゴメン!)。

むしろヴォーカル、ギターでとても良いセンスがあり、特に声はキレイですよね。

子供時代、合唱団にでも入っていたの?って思うほどです。

全く同じスタンスのベーシストと言えば、ジョン・ウェットンですが、こちらも名盤参加は多数ながら、ヴォーカルとしては圧倒的にグレグの方が好きです。

ジョンのヴォーカルはどこか苦しそうで、子供の頃重い喘息を患っていた僕にとって、あの肩で息をするような発作を思い出してしまうのです。もしかしてジョンも小児喘息やっていたか?(これまた失礼!!^^!)

それからすると、グレグの声は何のハードルもなく素直に放たれる感じで、たとえシャウトしても、それは変らない。

おそらくキースエマーソンもお気に入りだったことでしょう。

そのキースエマーソンは数年前に来日したさいTVに出てキーボード演奏しておりましたが、我が耳を疑う酷いものでした。

その時は単純にテクニックが衰えただけなのか?と寂しく感じたものですが、後々どう考えても変!と思っておりました。

神経的な病気だったようです。また生前のグレグによれば鬱状態で精神的に追いつめられていた様子だったということです。

死因は拳銃による自殺です。これもショックです。

あれだけ聴き手を押し倒したELPのアーティスト二人がこんな過酷な運命だったとは、言葉もない。

自分の中ではずっと聴いていける数少ないバンドでした。

おそらく天国に向ったグレグに「なんだ!お前、もう来ちゃったのか?」とキースが出迎えていることでしょう。

今頃、楽しくリハを重ねているに違いない。

どうぞ安からにお眠りください。