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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

某塾・保護者会で思う。

嫁と子供が通っている塾(CM等で誰でも知っているところだ)の保護者会に行って来た。息子は高校2年生、最近は流石に焦りもあるのか随分勉強している。

自分とほぼ同じ時刻の就寝だが、学校に行って部活に行って塾に行って、、ということを考えると僕よりも濃い一日を送っていると言える。

凄いなと素直に感心する。

保護者会で、受験のこと、受験だけを考えずにその先の人生を見据えること等を聞きつつ、脳の半分では夢心地に自分の高校2年生がどういったものだったか?と思い返していた。

高校2年生はバンド活動真っ盛りの頃だ。頭にはビートルズから始まって、新しく知ったプログレユニット達、例えばピンクフロイドやイエスのこと。更に個人的に深く聴き入っていたカルメンマキ&OZのことなどが在って、進路のことなど欠片もなかったように記憶している。

僕が本当に迷って音楽大学の道を模索したのは何と高校3年生になってからだ。

そんな自分を今の自分がみたら、即刻どこでも良いから適当な普通大学に強制的に入れてしまうだろう。

何とか理解し、1年の期限付で音大に挑戦させてくれた父には驚きと共に感謝の念が耐えない。昭和一桁の企業戦士だ。あの人は何を持ってしてこれだけの無謀な自由を許してくれたのだろう。自分の若い頃の夢、束縛、不自由で選択肢のなかった人生を考えたに違いない。

高校2年生、音楽と恋愛と、他に何が在っただろう?

今の倅の生活からすれば、大いに甘ったれたどうしようもない青春だ。

あの己に厳しく真実一路な父からどうして僕のような息子が生まれたのだろうか。突然変異ということは本当にあるのだな、と残念な気持ちだ。

それに比較してこの塾に通う、難関大学を目指す子供達はどうだ!

人生をより楽しく、充実したものとするために日々、驚くべき勉強量をこなす秀才達。

その理解力、工夫、方向性を見定める目、情報を無駄なく吸収する優れたフィルター。

受験が寒いものではなく、人間を形成するにおいて大切なハードルであることが見て取れる。

うちの坊ちゃんも、彼らに何とかくっ付いて行くように願うばかりです。

もう少し自分に厳しくするか!単純にそう感じた一時でした。