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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

ピアノで支える時代がまた来るのか?

FLAT122というバンドがあった。

これはギターとピアノとドラムの3ピースでベースレスの編成。

ギターでベースラインを弾くくらいであれば、エレクトリックベース、もしくはウッドベースが必要だと僕は思う。

ギターのベースラインは音を造り込まないと苦しい。

そもそもギターの良いところはそういうところではないので。

よって低域とバッキングの要はピアノとなる。

ピアノの左手でドーンとノンビリルートを弾いているわけにはいかない。

それではサウンドが埋まらず、安定せず、寒いサウンドになる。

クラシックと同様に両手でしっかり弾くアプローチは殆どの場合必要ではないかと思う。

パイの取り分としては嫌になるくらいの量となる。

しかしこのサウンドが上手く行くと、現代的かつ見通しの良い音楽を構築出来る。

アレンジとテクニックと感性と、自分の全てを導入する必要があるが、それはドラムも一緒だ。ベースがいないので、ドラムもまた裸同然にされる。キックはキックとしてそのまま聴き手に伝えられる。よってタイトで明快で、そしてとてつもない技量が必要となる。比較的、楽が出来るのはフロントの管やギターだが、やはりそれもまたバンドの方向を明示するという責任があり、これはドラム、ピアノがサウンドを建てるのに手一杯になっているところから回って来た厳しい役割とも言える。

僕はこの変則的な編成は5、6年封印して来た。最近は常にベースが傍で支えてくれるという状況においてピアノを弾いて来たが、この1年ほど干されているうちにどうやら元に戻ったような感がある。

そしてそこに、10月のセッションがある。このセッションはベースレスで行われる。

ピアノで支えきらないと音楽にならない。

繰り返されるテストと練習のリピートがまた始まる。

さて、音楽の作業に入ります。