あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

7 MODE 新しい自分のつもりが、、。

7 MODEは僕の新しい作品だ。

その名の通り、7つのモードを順番に登場させて曲とする。

今、ドリアン、フリジアン、リディアン、そして今、ミクソリディアンに取りかかっている。これを単一のモードのスケールから捻り出しても僕には面白くない。

ということで、モード内のコード進行をマルチトニックシステムとし、全てをトニックの移動から成立させるようにしている。

モードによって、作曲作業のスピードは大きく異なり、最も得意で好むところであるリディアンで大きく遅れてしまった。

音楽の作業など、会社の仕事のようには行かないものだ。

だから面白いのだけれど。

リディアンはそれぞれが独立したモードの中にあっても中心的なイメージを僕は持っている。おそらく、それは掘り下げて行くと、例のジョージラッセルの提唱したリディアンクロマティックにつながって行くのかも知れない。

今やっているミクソリディアンは、C7とF#7の繰り返しだが、7拍子としてギターとピアノをポリリズムとしている。ドラムは7拍子にキッチリ合わせると、もの凄くダサい音楽になるので、自分でコンポーズ、組立て欲しい。自分なりの組立はギターも一緒。僕が作曲しているのはピアノであり、自分のパートだけを作曲しているのだ。

他楽器は、その楽器担当者が考えるものであり、僕がアレンジしているのは、あくまでもヘッドアレンジということになる。こういった色合いで行きたいということは確かにあるし、それもまた大切なことなので。

さてこのまま作曲を続けると遅くても4月には完成しそうだ。

これを演奏するバンドを作らないといけない。

僕はこの音楽内容は、以前活動していたFLAT122そのものだと思うので、ギター、ドラムだけを考えればイイということになる。

そうなんです。新機軸のつもりで作ったところ、音楽がFLAT122に回帰している。

ギター、ピアノ、ドラムで作曲すると、つまりどうやっても例のTHE WAVES(FLAT122の1stアルバム)になってしまうらしい。

この新作なのに、僕にとって何ともノスタルジーな音楽。

気持ちが良くて、しかも複雑な気分は不思議な気分でもある。

結局降り出しに戻るのか?

でも7 MODEは技術てきにも、とても難しい。しかも、もし不満なら自分で改訂を行っていくのだ。僕は人に影響を及ぼすような改訂はもうやらない。

自分のパートは自分で考えるのであり、これから未来へと向う音楽家は単なる演奏家では失格。クリエイトして初めてメンバーとなる。

つまりこれは逆になっても言えること。誰かが作品を持ち込む時、このバンドのルールにおいては、強制的なベタ譜を使わない。全てメモ書で足りるよう考える。

唯一資料となるのは音源で、よってこれはとても重みを持つことになる。

一体どうしたら良いのか、分からない。作品で分からないところがある場合、そこで初めて作曲者にそこの部分だけコードを教えてもらうか、簡単な譜面を書いてもらう。

このように譜面を使うケースがあるとしたら、あくまでもメモとして伝える場合。小さなガイドブックのようなものだ。

これは時間を要する方法だし、だからこそ底力のあるバンドとなるだろう。

あくまでもバンドであり、ユニットではない。

なぜなら、このバンドにはバンマスはいないから。

このバンドは三人で運営する。だからバンドなのだ。

ビートルズにバンドリーダーがいたのか?

ポールやジョンが中心だったとは言え、ハッキリと彼らがリーダーだったわけではない。

四人がビートルズという大きく深い円の線上に等分の間隔を保って立っていたのだ。

僕は今回考えているバンドをそのようにしたい。

全てが均等であり、誰かが上に立つのではない。

誰かの考えで動くのではなくて、三人の考えにおいて次を決めて行く。

今までのユニットをこのように当て嵌めるつもりはない。

この新型のバンドだけが挑戦していく側面ということだ。

メンバーは僕が声をかけてみる。

芳しくなかったら、一旦諦めて曲を書いて行く。そしていつか良い人と出会うだろう。

僕にはそういう確信がある。