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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

バルトーク考と新曲「7 MODE」

2ヶ月半の活動停止で得たものは大きかった?

このところ「7 MODE」という作品を書いています。

7種というのは以下のことです。ネットでは日本語で「ドリアン」などと表記してあることが多いですが、何だかカッコ悪い(ーー!)

Dorian

Phrygian

Lydian

Mixolydian

Aeolian

Locrian

Ionian

ジャズを演奏するには(というのかジャズに拘る必要は僕はないと思うけれど)上記7種のモードと言われるスケールを使いこなして行きますが、まっ、これだけではないし、これをただ機械的に弾いても何も面白くないわけです。

因にモードのことを教えてくれているサイト。興味を持った方はどうぞ!

第25回「モード・2〜それぞれの特徴、特性音」 - ベロベロ音楽理論

僕が説明するより数倍楽しく分かりやすいと思う。一見胡散臭いが、僕がネットであれこれ見て来た中ではとても理に適っており、理解が進むと思います。流石にジャズピアニスト。モードを理解していることが見て取れます。因にこれアフェイリエイトではないので、躊躇なく(笑)クリックしてください。このサイトの本文にはアフェリは一切置きませんので。

 

考えると深く、難しく切りがないので、根性のない僕は途中で切り上げるようにしますが、このモードを掘って行くと、地下深くで必ず待ち構えているのがバルトークというオッサンです。

オッサンとか言いましたが、実は畏れ多いです。僕の最も敬愛する作曲家です。

新古典主義音楽の旗手的な存在ですね。この東欧の作家連中というのが侮れない。

バルトーク以外ではコダーイも良いです。

バルートークはショスタコーヴィチと近似性があると思いますが、バル(面倒なのでこのように呼びますね)の方がもう少し多彩なイメージがあります。ショスタコ交響曲を聴くとどれもでかくて内容が腹一杯になるほど濃いですが、モーツァルトと同じように金太郎飴的なところがあって、僕はアルバムで4枚程度あれば、OKの状態です(とりあえず今のところ)。

しかしバルはそうはいかない。絶えず聴いて、あれやこれやとアンテナを利かせたい作曲家と言えます。

どうしてジャズのモードスケールを掘り下げるとバル御大が「オイッス!!元気でやってるかー」と出て来るのか。

それは、この方の曲の内容にもちろん理由がある。その理由をハッキリさせたいというのが僕の近頃の音楽的傾向と言えます。

響き的に、E♭とAmが同居しているような感じなのですね。

それで、電車に乗っているとき、ボーッとしていながらも(ボーッとするのは小学生の頃からの僕の中心線です)考えてしまう。

Amのルートである「A」が、E♭においてどういった位置に在るのか?

それを考える時に、モード参照が必要となる。

つまりE♭-Lydian、この特性音はAということです。頭の中、心の中でこの二つの響きが交差したときに、同時にモードのE♭Lydianが鳴っている、そういうことなのではないかと思います。

E♭Lydianという一本の線があって、そこに二つのコードが内在しているというのか。

一例としてこの二つのコードのモードの関連性の研究をあげてみましたが、マルチトニックシステムを引用していくと、これまで自分の中心にどっかりと座っていた「Lydian」も良いのだけれど、実は「Aeolian」「Phrygian」といったマイナー系のモードが魅力的ということにも気付かされる。

よく「Ionian」が単なる”ドレミファソラシド”でしょ!?と言う人がいる。まあそうですよ、確かに。しかしモードをそれで終わらせたら面白くない。それをAny keyの中で移動させ、リフを工夫することで、また他のモードとプログレッションとして展開させることで、十二分に存在感を際立たせることが出来るのです。モードにおける「Ionian」は古典的に解釈された、誰もが知っている「ドレミファソラシド」とは違うものです。

 

さて、僕はこの7種モードで1作品を作曲しています。

編成は、ピアノ、ドラム、ギターで考えます。本当は筒井香織さん(アストゥーリアス/cl)がいたらクラリネットを入れるのですが、仏はかなり遠いですからね(笑)

ギターで我こそは、という金銭感覚の麻痺した人は是非、僕に向って来て欲しいのですが、、、、。

まあ、いないでしょうね。無理でしょう。

でも、作品はきちんと完成させようと思います。

ではまた。ところで、少し花粉症が治って来たかも知れないですね!