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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

カオハモ 9/5ライブより「波濤」

カオハモ 9/5ライブより「波濤」をアップしました。
https://youtu.be/zAtjcfrrXzY

私は三陸で生まれ育ったので、こういう作品が自然生まれるのだと思います。
この作品を始めに造った時、メシアン「幼子20の眼差」をトッパンホールで聴きました。
そのショックは普通ではなかった。
あのような作品を自分も造れたら、どんなに幸せだろうと実に単純というのか、甘く夢見たものです。しかし出来たのはこの「波濤」でした。似ても似つかない。
しかし当時の自分の拙さ、それを改良に継ぐ改良で何とか聴けるようにしたわけです。
最初FLAT122でリハをした時のことを鮮明に憶えているけれど、もうそれは語るも涙(笑)今では懐かしいですが、大変なものでした。新しいことをやろうとしているのに出来ている音楽は古めかしいプログレの出来損ないで、そこからギターの平田君の助けを借りて2年くらいかけて手直しして行きました。「る*しろう」を聴いてみるといい、と言われて高円寺のペンギンハウスに家族で行ったりしましたが、あの時の演奏と音楽は素晴らしくて「これは追いつくのは無理かも」とがっかりしたり、感心したりでした。やはり自分に何かが足りていないと気が付いたときは素直に助言に従う方が良いでしょうね。自分は自分で良い、自分なりで、、、というのは駄目です。どうしてそのユニットがそんなに素晴らしいのか、とことん聴いて真似をしてみる。次にその真似から完全に脱却するというプロセスが自分には合っているように思いました。波濤はそういう自分の行けていなかった時代から何度も梃入れを行って今があるという、自分としては時の流れを感じる作品です。
出来ない子ほど可愛いと申しますが、出来ない作品ほど可愛いわけでして、この作品はテーマ性というのか、分かりやすさを少しだけ気に入っています。大きな改訂はないところまで来ているし、跡は細部をメンバーさん達がお好きなように煮詰めたらいいと思います。
ということで例に寄って脱線気味ですが、ご試聴のほどよろしくお願いいたします♬