あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

どうしても気になる人が居る

音楽家として、どうしても心に根ざしているアーティストさんが居るというのは良いことと思います。

私は昨年IMAGOというフルート/オーボエの2管をフロントに置くユニットを立ち上げてみましたが、それはおそらく、この編成を計算して音楽の形を考えて作ったわけではなく、自分の手勢(傲慢で嫌な言い方だけれど、敢えて)とする小編成のオーケストラといったイメージで考えた場合、最も大切なポイントとして人間的なキャラクターをメインに考えたわけです。

よって、結果的にこういった編成になりましたが、どうかすると同じ楽器が重なってしまうことも大いに有り得たということになります。実際ベースを二人居ることが場合によっては有り得るという考え方は今でもあります。

私は自分に対する大きな影響を持つアーティストとして、周囲から得るということは殆どありません。それは純粋な気持ちで、自分の作曲家としての思考は絶えずクラシック音楽から現代音楽の作曲家達にそのベクトルの線が引かれているからです。

そんな私でも、ここ数年の作業において多大な影響と、作品に対して良き意見、鋭角で正しい理解を持ってくれた、おそらく私などよりもはるかに才能と実力を持った方が居ないわけではありません。私の言う才能は、持って生まれたものではなくて(私は持って生まれた才能というものは信じませんので)、自分が新しく生むものとしての努力を言うのであって、何かしら奇天烈で天才的なイメージで言っているのではありません。音楽を行うにあたって、思慮深く、考えることが出来る、、というのは言葉では簡単ですが、とても難しい。

なぜなら音楽はとても感情的で、煽動的な面があるからです。絵を描くように自己と対話して自分なりの時系列を持つことがやり難いタイプの芸術と思います。
それでも、その実行力の早さ、躊躇しないスピード、勇気を持つアーティストさんは立派です。最近、ようやく私は自分がどれくらいの人であり、そしてどれほどの事しか成し得ていないかを、分かっていますので尚更です。

私はそういったアーティストさん(誰とは言いませんが)と今後どのような関係を築くのかは分からないですが、絶えず気にして、心の中で大切に思い続けようと思っております。