あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

再稼働問題とマスコミ

最近は、マスコミをマスゴミと言ったりするけれど。

でも理念、信念に基づいて仕事をしているジャーナリストだっているとは思う。
思うが、しかし、読売の社説を読むと軽い目眩を覚える。
これって本当に新聞社のスタンスと言えるのだろうか?

読売新聞の社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120417-OYT1T01217.htm

福島の現状(私も昨年車で福島を縦断しましたが)この県の様々な状況を踏まえてこんな記事を書いているのだろうか?何故「まず再稼働ありき」という方向にのみ持って行こうとするのか、、とても理解出来ない。現実的に考えるというと聞こえが良いけれど、それは経済最優先ということと表裏一体であり、そこにこのような大事故から学びとったことから導き出される理念等微塵もない。
新聞社は何時から経済界の片棒を担ぐようになったのか?

電気が止まったら仕方が無いと、腹をくくれないのか?
電気が止まったら、それを体験するのも面白いとは考えられないのか?

勿論、病院や交通など絶対にあってはならない停電を回避するということが求められるのだけれど、それは20%不足するという電力とどのように繋がってくるのか?
もしこういった部分に原発がどうしても必要、、というのであればおそらく国民は納得するだろう。がしかし、政府もこの間違いなく大企業ではあるが一流企業とは到底言えないこの新聞社は、そんな人の命のことなど二の次のように見える。

現実を考えるべきというなら、福島の今を考え、おそらくその汚染はもっと広範囲に及んでいるし、子供達も被害を被っているかもしれない。そういったところに取材の目を向けて欲しい。
また、過疎と交付金という地域社会が招いた原発事故を掘り下げ、原発がないと暮らして行けない状況を作った病巣を徹底的に洗い出さないと、こういった悲劇は別なところでもまた繰り返されることと思う。知らぬ間に54基もの原発がこの狭い国にあったのは、何も政府やメーカの汚い利権のせいだけではない。国民だって同様に責任があるのだ。政治に対する無関心、誘致に対する短絡的で不勉強な姿勢。マスコミはこういったところにもメスを入れ、今後この国が真に文化的で気高い指標を持てるように後押しすべきだと思う。