あるピアニストの呟き - カワサキタカヲ3動向 -

ピアノトリオ「TAKA3」の関連記事を中心に音楽雑記帳としております。

あるピアニストの呟き ー カ ワ サ キ タ カ ヲ 3 の 動 向

モードはイメージ表現のテクニック

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モード奏法等と言ったりするけれど、果たしてモードを理解している演奏家はどれだけいるのだろうか?
正直に言うと僕の場合(◀写真:脈絡の無いMCを繰り広げる筆者)。分かったつもりでいた。更にモードの勘違いとして(流石にこれはちょっと、、と思うけれど)モード=スケールと思い込むこと。このパターン、意外に多いと思います。
気持ちは何となく分かります!
モードというとドリアンとかリディアンとか、そういう旋法の名前と共にイメージとしてスケールがペッタリと付随して来るというのか。
しかし、モードの実際は違う。
モードはハーモニー、スケールを含めた音使いのある種のルール、枠組と理解したい。先ほど、次回12/10東京倶楽部で演奏する2曲のうちの1曲「屋上にて」のソロパートを煮詰めていたが、これをひとつのモードで通したいと思う。
朝の出勤時、歩きながらふと思いついたのはフリジアンというモードのことです。(余談ながらフリジアンって柔らかなキレイな言葉ですよね。お花みたいで、、僕としては好きなネームです。
これ、スケールを単に弾くと暗く、少しエスニック調な感じもします。フリジアンに対する印象は皆大体同じだと思う。独特な暗さがあり、尚かつ狭い感じがする。ドリアンやリディアンのような広がって行く感じはない。

Cフリジアン
C→D♭→E♭→F→G→A♭→B♭→C

ハーモニーは上記スケールの構成音を使用して組み立てられる。そして旋律はやはりこれらスケールの音から選ばれた音列で作曲される。実はモードは厳しく、カッチリとしたルールであることが分かる。クラシック音楽の協和とは全く異なるが、これはこれで次元の異なる協和を構築出来る。

しかし、その構成音と特性音から考えられるハーモニーとフレーズは実に多様性を備えており、このモードの持つ奥深さに圧倒される。音と音を抽出し、ハーモニーとしてみるとこのスケールから意外なコードが導き出される。そのコードとコードを連鎖させつつ、フリジアンを使ってインスタントコンポーズすることで、緊張感溢れるソロを構築する事が出来る。
ジャズの文法はリズムにおいて顕著かもしれない。しかし、鍵盤側からすると音の使い方、つまりはモードを深化させることこそ文法そのものという気がする。
マイルスがモードを取り入れた時、如何にその可能性に魅力を感じたものだったか、僕のような凡才でも、少しだけその熱に触れているような気がする。こんな年寄りになってようやくモードの入り口に立ったのか!と思うと愕然とするが、気付かないままあの世に行ってしまうよりはマシと考えるか。
音楽としては未完成のままかも知れない。しかし、現在のジャズの文法を用いて自分の音楽を造り上げるという主題を少しでも聴き手さんに感じていただければと思います。それはテクニックを考えるということではなくて、テクニックの使い方を身につけることによって自分の表現したい曰く言葉にならないイメージの世界を表現したい、ということになります。12/10まで、程よい時間の無さ(笑)と感じております。少し慌てるくらいが僕の場合力が出ますので。このライブでは久しぶりにグランドピアノを弾きます。ヤマハのC3は調整されたものなので、とても楽しみです♬

TAKA3、次第に反応が、、、!

東京倶楽部本郷店「川崎タカヲ3

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開場 19:30
1st:20時ー20時50分 休憩:20時50分ー21時20分(30分)
2nd:21時20分ー22時10分

 ◎予約ページ
http://www.tokyo-club.com/schedule/?barid=hongo&y=2017&m=12
※予約されますとチャージ¥2000となります。当日扱いですと¥2300となります。

お店HP
http://www.tokyo-club.com/access/?shopid=hongo
住所
東京都文京区本郷3-31-3 本郷スズヨシビルB1

電話
03-6801-8322(受付:17時~23時)

10/22、11/4と立て続けにライブを敢行した川崎タカヲ3は、上記内容でライブが決まっております。
東京倶楽部本郷店は、以前より出演させていただいておりますが、このピアノトリオでは初ライブとなります。50分×2回ステージで 音楽ファンの皆様にアプローチしたいと思います。Youtubeアップを是非ご参照いただければと思います。51アクセスは少ないけれど、7イイネはなかなかの率でございます(笑)。仏を代表するプログレユニット「マグマ」「ゴング」等で演奏してまいりましたニールス・マエストロ(g)との一騎打ちであります。

シンセが出現する辺りからがポイントでしょうか。本ライブでは新曲2曲とピアノソロを1曲含んでおり、よりスケールアップと緻密性、有機質な音を極めての ぞみたいと思います。師走のお忙しい折りではありますが、私どもの音に触れていただきたいです。このバンドは何時も「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤が耐えませんが、それが今年結成してここまで段付加速した理由だと思います。

よろしくお願いいたします♬

12/10ライブ告知

東京倶楽部本郷店「川崎タカヲ3
19:30開場
1st:20時ー20時50分
休憩:20時50分ー21時20分(30分)
2nd:21時20分ー22時10分

 

◎予約ページ
http://www.tokyo-club.com/schedule/?barid=hongo&y=2017&m=12
※予約されますとチャージ¥2000となります。当日扱いですと¥2300となります。

お店HP
http://www.tokyo-club.com/access/?shopid=hongo
住所
東京都文京区本郷3-31-3 本郷スズヨシビルB1
電話
03-6801-8322(受付:17時~23時)

10/22、11/4と立て続けにライブを敢行した川崎タカヲ3は、上記内容でライブが決まっております。
東京倶楽部本郷店は、以前より出演させていただいておりますが、このピアノトリオでは初めてとなります。50分×2回ステージで音楽ファンの皆様にアプローチしたいと思います。本ライブでは新曲2曲とピアノソロを1曲含んでおり、よりスケールアップと緻密性、有機質な音を極めてのぞみたいと思います。師走のお忙しい折りではありますが、是非、私どもの音に触れていただきたいです。特に次のような音楽ファンに強くオススメします。

1.とにかく凄いドラムが聴きたい。
2.涙腺がウルウルするラインで心を満たしたい。
3.温かく、太い音のベースが聴きたい。
4.ピアノトリオではあるけれど、ジャズとは違うテイストを求めたい。
5.新しい音楽を渇望している。そして、それをグランドピアノで聴きたい。

如何でしょうか?このバンドは何時も「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤が耐えませんが、それが今年結成してここまで段付加速した理由だと思います。

よろしくお願いいたします♬

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恒例ライブ当日日記/高円寺ペンギンハウス

ライブ当日、欠かさず日記を書いております。
意外に信心深いので、これを止めると大失敗をやらかすのではと思うのです。
半ば強制的に、、と言う感じすか。
今日のライブは四ッ谷でも本郷三丁目でも、そして吉祥寺でもない高円寺です。
昔はこのペンギンハウスさんはホームグランドでした。
FLAT122というバンドの頃ですから、もうずっと昔です。
このバンドには昨年までは大変な入れ込みがありましたが、流石にメンバーさんがスケジュール的に無理というのであれば、割り切るしかないのであります。
ただ、先だってのニールスさん(仏ギタリスト)のゲスト参加のように、ギターが入って、しかもそれが正式な加入であったりすると、FLAT122として活動する可能性はあります。
さて本日ライブはアップライトピアノを弾きます。アップライトでライブというのは、このペンギンハウスに於いて何度か経験がありますが、これまでの印象では決して悪くないです。むしろグランドを弾いて上手く行かなかった(音響的に)ケースと比較すると、ずっとマシ。
今日は、かなり気軽な気分です。
しばらく、調子の上がらなかった胃の具合もよくなり、これなら腹筋力でピアノに向えそうです。
パワーのあるリズム隊なのであとはモニター環境だけでしょうか。
演奏は、とにかく鍵盤を底までしっかり押し下げる。躊躇せず、例え間違った音でも、とにかく底までガツガツと弾き切ることを念頭におきます。
それはフォルテであっても、ピアニッシモであっても同じく。
また、音数を絞り込み、ベースとのラインの描き方、構築性を重視し、気持ちだけで持って行かないことを注意します。
これは12月10日にライブが決まっている東京倶楽部本郷店につながるもので、特に大切なことです。
12月10日ライブも生ピでこちらはヤマハのC3が用意されているので、本日ライブが終わっても気持ちを緩めないで、年末ライブへと切り替えて行きたいと思います。

ことし4月28日からスタートしたピアノトリオライブは5回ということになりますが、思いの外、活動出来たと思います。

願わくばもう少し聴いてくれる音楽ファンを増やして一定の評価を得たいものです。
今日のライブは、ご来場されるお客様としてはこれまでと違う層ではないかと予想しておりますので、こうした時はチャンスなのです。

頑張って演奏します♬

間髪を入れず高円寺ペンギンハウスに乱入

「変態音楽の夕べ~Vol,5」

開場/17:30 開演/18:00

1、 マダムルーシー&にゃん村上 18:00~18:45
2、 おいらはアイラー 19:00~19:45
3、 川崎 タカヲ3 20:00~20:45
4、 平和堂 21:00~21:45

こんな感じで進行します。楽しそうな企画ライブですね。
我がピアノトリオは3番目の登場でトリの平和堂さんにつながるよう、大いに盛り上げたいと思います。
先日10月22日の台風ライブ、なかなかの充実ぶりでしたので今でも反響がつづいております。当初はピアノトリオというと編成から少し地味で音楽ファン獲得は難しいのかな?と思っておりましたが、あまり関係ないですね。むしろ超強力なリズム隊で聴き手さん達の反応も良好です。
久しぶりの高円寺ペンギンハウスは、昔、FLAT122で散々鍛えていただいた箱です。音が独特でデッドなイメージを持っております。
よって、バンドの音が裸になる感じで、あの乾いた音が懐かしい。このバンドにどのように左右するのか楽しみではあります。

是非ご注目いただき、ノリの良い11月4日は高円寺に遊びにきてくださいね♬

penguinhouse.net

ニールスさん、もう一度お願いします。

youtu.be〈写真:浪岡波魚〉

是非聴いて下さい。

先日、台風直撃の日に行われた名付けて「台風ライブ」から仏より来日したギタリスト、ニールスさん参加となります。2曲のゲスト参加でしたが、こちらはインプロビゼーションとなります。即興とは言っても、かなり意図的な内容であり、4人共にインスタントコンポーズの使い手であることが垣間みれる音源です。
特に中盤よりシンセリードが出現する辺りが聴き所であり、中でもベースの特徴的かつ素早いフレーズ、モードのセレクトが素晴らしいと思います。その後に続く、繰り返されるフレーズも魅力的なラインを描き、即興をひとつの作品まで昇華している役割としてベース(中島洋隆)が重要なポジションに居たことがわかります。勿論、カラフルに変化するギターのサウンドと、テンションの極みとも言える音の組み立ては、流石に仏を代表する作曲家・メシアンの孫弟子というだけあって大変なものです。
そして作品の進行・ガイド役というのか、アレンジの意図を感じさせるところで僕とドラムの佐山さんが、残っていたパイで勝負したという面白い成立の仕方なのですね。それは、ドラムとピアノというのがドラムは勿論、ピアノも打楽器半分という特質から、自然に全体の中でリズムでメリハリを付けて行くという役割に回って行ったということになると思います。一旦、ベースとギターだけになるシーンがあり、そこに対してピアノとドラムが音楽的な合わせ方によってオンするところが出て来ますが、顕著なシーンではないかと思います。
仏からやって来た、ギタリストはマグマゴングで演奏してきた極め付きの強者です。
しかし、うちのリズム隊は全くひるむ事なく同じ土俵の上でがっぷり四つで勝負したところが微笑ましく、また僕がこの日、最も嬉しく思ったことでもあります。
それにしてもギターというのは侮れない楽器と改めて感じ入りました。
同時に、我がピアノトリオにゲストでギターを入れるのならニールス・マエストロをおいてないだろうということもハッキリしたのが収穫です。
長く続いたギターに対する蛇行は、ほぼ終焉したのではと思います。

仏ギタリスト・参加〈10/22ライブ報告〉

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                                        〈写真:浪岡波魚〉

無事かどうかは知らないが、ゴールに辿り着いたことは確か。
台風の影響から、流石に客足は鈍ったのは仕方のないところでしょう。
重ねた尽くした試行錯誤とバンドリハの内容から大きなギャップを感じましたが、救われたのは演奏に対する音楽ファンの反応で、それは大きく温かなものでした。
帰り道、遠方から来た常連さんのKさんと池袋までご一緒しましたが、長靴姿の彼を見て音楽好きというのも何か凄いものだな、、と感心しました。
ライブ終了後、音楽ファンとお話するのは僕の楽しみのひとつでもあります。そして彼らと接していると、自分も聴く側に回りたくなります。
音楽はまずもって聴くことが中心に来るものだと思います。音楽を長くやって来た自分は、音楽以外の雑多な要素があまりに多く、また人間関係や、そこから生まれる疑問に押しつぶされそうになります。しかし、そうした自分のくだらない悩みや、蛇行具合を一時的であれ霧散させるような出来事が、この仏ギタリスト・ニールスのゲスト参加です。彼はゴングマグマのギタリストとしても演奏してきた方ですが、出来ない英語で何とか聞出したところによりますと、メシアンを敬愛しているとのことであり、実際メシアンの孫弟子にあたるそうです。やれやれ「仏」ですから、そういうことがあるのか!と驚きましたが、メシアンは僕のアイドル?みたいなものですが、なるほど即興を演奏した時に”ぶっつけ”だったにも関わらず(彼はスケジュールの都合でリハに間に合いませんでした。)これほど、円滑に音楽を組み上げることの出来た即興は久しぶりと思いました。遠い昔、バイオリニストの太田恵資と即興ばかりやっていた時期がありましたが、ふとどこか似ているな、、と感じたのは興味深いところです。そのインスタントコンポーズの具合、普通ではないバッキング、アンビエントの造り方、そしてやはりフレーズそのものに広く深いバックボーンを感じました。出来れば長く日本に滞在して僕の音楽と英語(笑)を鍛えて欲しいものだと思いましたが、また先々来日したいということなので、こちらももう少し評価を上げるよう努力したいと思います。
さて、肝心の我がピアノトリオは日頃の苦闘具合が(お店の収録を確認してみても)しっかりと結果を出せていることが分かりました。しかし課題はハッキリとあって、それは前々から気になっている難しい部分です。楽曲によってアプローチを決めかねているようなところがあり、それは旧来のプログレ的な曲ほど顕著です。ここを超えられると驚く程楽に展開出来るようになるはずです。今回1曲目に演奏した「真冬のTV塔」は、完成型と言えるものですが、まだまだ熟れておらず、例のワープロ譜面で相談を重ねて追い込んだ、雨の工場地帯や、エレゲイアと比較すると粗が目立ち、絶対的な練習が足りていないことが分かります。ライブ収録全体からこの1曲を選べと言われれば間違いなく、ギター参加のインプロであり、この演奏の個性は際立っていると思われました。これは別途"Youtube"にアップしたいと思います。即興の良いところ、そして即興がどうしても払拭出来ない無駄な隙間と余計なフレーズ、こういったものが最大公約数的に回避されて、作品的な内容に近づいたところがポイントです。出来れば、こういったアプローチで数曲収録してアルバムとしたいくらいです。先々レコーディングを行いたいと思いますが、是非ゲストで参加していただきたいと思います。