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あるピアニストの呟き - pianist TAKA -

ピアニスト・タカの音楽記録です。音楽以外の様々な話題も取り上げます。

川崎タカヲ3はピアノトリオです! 〈04828ライブより〉

youtu.be

ダイジェスト版となります。50分程度のものを6分にまとめております。

このバンドは次回7月8日(土)四ッ谷Doppoで演奏します。ニュージャズ、現代音楽をモチーフにそれでいて、分かりやすく、ストレートに聴き手をイメージの世界に誘う音。是非、ご注目いただければ嬉しいです。

今年、秋、冬あたりでレコーディング出来たらと考えております。

よろしくお願い致します♬

クセナキスに教えられたのか?

僕にとって最もハードルの高い作曲家である。

クセナキス

今日、聴きたいCDを探していて、最近ずっとECM一辺倒だったので、ここで現代音楽行くか!!となった。

もう一枚、これはケイト・ブッシュの新作だったが、これもまあ現代音楽みたいなモノかも知れない。彼女のこれまでの作品では最も好きになる可能性がある。

さて、クセナキス

さっぱり分からないのも多いです。

たとえピアノ作品であっても、分からない。

高橋悠治クセナキスピアノ曲は大変なのでゆっくりさらうことが大切になります、、と言っていたが、高橋悠治がそういう練習するっていうところが何か、大変なことだぞ、、これは(笑)と思うわけだ。

本来、難しいとか簡単であるとか、そういうのは音楽を計る升になどならないのだが、このクセナキスの場合は、技術が表現と密接に絡むところがあり無視出来ない。

それにしても、この「音」一体何が言いたいのか、、、。分からないという感じ方、、感動? そりゃキツイよなぁ。クセナキスさん、あなたは何時も大変だ。

ところが、、、!!!

僕にとってこの作曲家、打楽器作品となると全く意味が違って来る。

音楽に意味なんて、本来違う事とは思うけれど。

単純に打楽器作品は楽しく聴けるのです。

聴き方もBGMでよし、鬼聴でよし。まあこの作曲家をBGM?と言われそうですが、流れとしてフィリップ・グラスと同じようなところでして、、、。

 

そして、ひとりで演奏する打楽器奏者を聴いて、またそういう作品を書く宇宙人のことを考えて、ふと自分の活動のことが浮上して来た。

周囲の環境には、どういった才能と掘り下げ具合があるのかを冷めた目で眺めるという、これは感覚的なことでもあったのですが、沸き起こったのです。

 

そしてまた、一人孤独なスタンスで活動する音楽家の何人かを知っているわけですが、何故にそういうスタンスに至ったのかが明確に、この胡桃大の脳裏に表出したというわけです。

短絡的に、彼の、彼女の真似をするのではありません。が、おそらくそれほど先ではないところで、彼らの活動をヒントに自分の音楽の行為というもの、周りの音楽家へのアプローチを変えると思います。

年齢を考えると調度良いとも言えますし、また少し遅かったかも知れない。

 

クセナキスはこれまで何度か挑戦してきました。どうしても彼の音楽を摘み取りたかった。打楽器なら楽しい、これからは他の作品も何度でも聴いてみようと思う。

そして、今日与えられた影響と、命題みたいなもの。

もう、自分は次に進んでいる感覚があります。きっと大切な何かをいただいたのかも知れない。

それにしてもだ、、テクノもプログレの変態音楽も、このオッサンからすれば赤ちゃんみたいなものだと思う(笑)

後1年、待ち遠しい!!

6拍子、7拍子、4拍子と、小刻みに拍子を変えながらコンビネーションを繰り出すドラマー。

素早く細かなバチさばき、長身は細身ながらバネのようで、タイトなサウンドにも貢献しているようだ。

これでレギュラーとマッチドグリップを使い分けられたら、、と思いつつ背中越しに聴いていると、どうしても1年先に想いを馳せてしまう。

大学に入ったら、バンドをやりましょう。是非お願いします。

こちらから頭を下げるか(笑)

我が分身、カオルはドラマーです。

中学入学してずっとトランペットをやってましたが、次第にドラムを併行して練習し、Rolandシンドラをお正月から誕生日、クリスマスと貰うお小遣いを全て叩いて買ったわけだ。

これを塾に行く前の1時間半、とにかく無我夢中で練習する。

受験がなければ、おそらく何時間でもさらうのだろう、と思う。

好きなドラマーはジョジョメイヤーとビリーコブハムだと。

耳にはいつも愛用のロシア製イヤホンが射込まれている。

いつか、お父さんとライブに出よう。

親子競演、楽しみにしております!

結局作り込むことになるのか?

ワープロで書かれた進行表。

実に雑で、隙間だらけの譜面だ。

僕はこれが気に入っていたのだが、ライブを一度やってみて、やはり作品としては粗いところがあるらしくメンバーから意見を頂戴している。

例えば、インプロやソロに移行するその境目のところを決めた方が良い、ということで今、とりかかっている宿題がそれ。

確かにそれはそうだ。

しかしここで注意は、大袈裟に捉え過ぎて作り直してしまうこと。

ライブ収録を聴くと治療箇所は限られる。またあまりにアレンジを入れると、結局はこれまでの方法に戻ってしまい、自分が音楽に対する興味を失う。

そこで、今回メスを入れたのは、シンセソロの音程感を希薄なものとしたパートの後に、しっかりとドラムのフィルインを入れて、ソロではなく一旦テーマに戻すということだ。

そして、そのテーマのスタイルのままソロに移行しそこからエンディングにかけてを徹底的にアレンジした。

つまりアレンジするところは以前のやり方以上に徹頭徹尾やると!

全体を作り込むのはどこかで寸止めしたいのである。

クラシック音楽を演奏するのではない。

演奏毎に違う色合いとなるのは僕は全くかまわない。

それでこそ演奏音楽の良いところだと思う。

その分、メンバーの力量というのか、キャラの濃さが必要となるのだけれど。

手直しは3曲分あるが、1曲は作業を終えた。後2曲も大体流れを整理しているので、全体として山は超えた感じ。

次のライブが7月8日となるので調度良い流れになっている。

小さなライブをその前に入れてもイイくらいだ。

このピアノトリオは収録を聴くと「聴ける」演奏をしている。

面白くやっている即興のところだけを抽出しなくても、どこを取り出しても納得出来る音楽をやっているのは、今までやってきた中では珍しい。

今年、このバンドを少しでも上に持って行きたいが、他のバンドさんと同じようなスタンスで頑張っても無理だと思う。

やっている音楽にはそこそこ自信がある。であれば、、と考えたい。

それからバンド名。これカワサキタカヲ3でやっているがこのままで良いのだろうか?

アノトリオでもネームを持つバンドがある。

E.S.Tはその名の通りだが、あれはピアニストのエスビョルン・スベソンという実に覚え難いところから略系となっているわけだから理解出来る。しかし、僕はこういう3文字アルファベットだけは避けたい。

バンド名のセンスの無さは自信がある?ので困ってしまいます♬

深夜、昨日のことをまとめる

胃がもたれて眠れないので、これを書いております。

大丈夫です。殆ど治りました。せっかく起きていたのでブログ書きと。

練習したら、、という神のお声が(笑)聴こえて来そうですが、もう随分やりました。

ずっと気になっていた。

ワープロ譜面ででっち上げた3点盛り!!

雨の工場地帯

Mars Moratorium

Elegeia

これらのソロ、インプロアプローチがハッキリせず、それぞれを確立させるという宿題がありまして、少し悩んでおりました。

そのアプローチ部分を修正しようと試みましたが、ダメですね。

そういう器用さは僕にはないのでした。

そこで、やったことは、、最初から最後までピアノで引き通すと。

そして、OKなところを残しつつ、最後まで辿り着くという難行苦行。時間を要しますが、いずれはゴールするであろうという力技です。

3曲に要した時間は大体10日間くらいです。修正にしては随分試行錯誤しました。

結局このうちの2曲は大きな手術となり、1曲はコードをしっかりさせるだけとしました。特に雨の工場地帯はインプロを全面的に止めて、コード基本で行くソロパートとし、よって尺が入りました。

振幅の大きい、ECM的なアプローチから離れた感があるのは気に入らないですが、しかしこのコードに馴れて来ると、テンポも穏やかな揺れを発すると思われます。

この新しい作品は旋律に重点が置かれて、ピアノトリオとは言っても、独自な色合いを持っていると思います。

今年、もう少し評価されて音楽ファンに覚えていただければ嬉しいのですが。

とにかくここまで用意された作品を徹底的に磨きあげたいと思います。

 

このバンドからどれだけの影響を?

現在のECMでは、このバンドこそ「今が旬」と思います。

ヤコブ・ブロ トリオ

僕は、このギタートリオを昨年暮れから今年の年度始めにかけて齧るようにポツポツと耳にし始め、今では既に2枚のアルバムを持っております。

www.youtube.com

このバンドを聴き始めた頃と、自分のピアノトリオの活動スタートとほぼシンクロしており、それは偶然なのですが、久しぶりに音楽的な影響を受けました。

この音楽がジャズかどうかは難しいところでしょう。もしこれがジャズであるのなら、僕はもの凄くジャズが好きだったということになる。

全くもって自覚ないなぁ、、、と猛省です。

まず、このヤコブブロ・ギタートリオに魅力を感じたのは、リズムの取り方となります。先を急がない!そして、大きな畝裏を持ってリズムをとりに行くという音楽は耳でやるものだ、、というえらく根源的かつピュアな音楽を展開しているわけです。

魅力というか売りとなるポイントは意外に多いです。

そのシンプルな構成とは裏腹に。

ヤコブ・ブロのギターが発する音色。柔らかく何処迄も伸びて行くような、まるで自分が夢の道を歩いているかのようであり、実際夕暮れの散歩などにお伴させるともうピッタリハマります。

そしてその音色で奏でられる究極的な美しい旋律。

シンプルで、音数としては絞り切っているので、最初は何だか浮遊感ばかりが耳に付き、最初聴いたときは「何コレ!何処が面白いの?」と全く理解出来ませんでした。ただでさえ鈍い人なので、まあ無理もなかったのですが。ところが、おそらく何かしらスイッチが入ったのでしょうか、数回聴いたところでもうダメ!完全に奴隷状態です。

深く練られた音を選ぶこと。自然で自分の考え得る最良のラインを辿ること。

本当に学ぶべき点であり、毎回聴く度に感心します。

そしてベースのトーマス・モーガンのアプローチです。おそらくギターのやっている内容にはこの書生さんのような好感度100%のお兄ちゃんしかいないでしょう。

決して器用ではないのですが、弾く内容自体にこの人だけの描くラインと無骨ながら実に慈愛に満ちた温かさ、包容力があります。時折ピッチを外す癖がありますが、修正がなかなか上手く(笑)聴き手を上手く丸め込みます。

そして、ドラムが2ndのリーダーアルバム「Stream」でヤン・クリステンセンからジョーイ・バロンに変りました。

これがまた素晴らしい。

昨年、一昨年とドラムと言えば、どちらかと言えばプログレ路線のヴァージル・ドナティかトランス、ドラムンベース的なジョジョメイヤー辺りを追っかけておりましたが、今では遠い世界です。

自分のバンドでもそうなのですが、やはり作品のパートに寄り添うドラムが必要であり、また聴くに於いても同様です。

ドラマーのスタイルで勝手に手数で刻まれても、それは違う方向です。

大切なのは作品第一であること、それは僕自身にも言えることです。

ドラムは、ダイナミクスアーティキュレーション、イメージを押出すアプローチに対応する急先鋒と言えます。

ジョーイバロンのアプローチは正にその規範となる素晴らしい演奏です。

彼の反応、繰り出す技を見ていると、如何にハーモニー、ひとつの音に対する鋭敏な耳を持っているか分かります。ピアニストから言わせると恐ろしいドラマーであるとも言えるでしょう。

そして、この三人で合奏するその全体のサウンドの素晴らしさ。是非、来日していただきたい。この年寄りの耳でしかと確認し、感動したいなぁ、、と思います。

リンクのYoutubeは窓の外に見える景色と演奏の何とも言えない陰影、それからバンドの雰囲気がをとてもよく伝えておりますのでURLを入れました。

アンフェア2日連続って、、!

今更、アンフェアって?と笑われそうです!

アンフェアは篠原涼子さん(女性に不人気なところがありますが僕は好きです。)演じる雪平刑事が巨大権力に立ち向かう少しダークな色調を帯びた持つ刑事ドラマです。

 

TV再放送で偶然見てから刑事ドラマとしてはかなり好きな部類として脳内にインプットされておりました。

GW後半は時間がとれましたので、昨日と一昨日2本続けてレンタルして最終章まで見ましたが、この「The End」というラストバージョンの評価が、サイトにもよりますが、あまり芳しくない。

そこで、天の邪鬼な自分としてはどれだけよろしくないのか?確認したい衝動をおさえきれず、昨日午後、主人公「雪平」とともにえらい苦しい思いをしました(笑)

やれやれ、、!

でも、先に言っておきますと、ネット評価ほど悪い印象はないです。

意外に面白かった。

また例によってどんでん返し(裏切り)がしかけられておりますが「救われない最後」と感想を持ったアンフェア・ファンとは裏腹に僕はそれほど後味は悪くはなかったですね。少数ではありますが、そういう方々もおりますので、僕はその集合体に入るのでしょう。

雪平は結局、幸せな人なんですね。

形としてはひどい装いですが、実はしっかり見守られており助けてもらっております。

結局のところ、例のデータは逃亡した海外から発信出来たわけだし。

ただ、どうも釈然としないのは、ダブルミーニング連鎖の気になる最後。吉田羊さん演じる精神科医「橘」のことはどうなったのであろうか?ということです。

結局、模倣犯だけが明らかとなり、それなりの流れで収束へと向ったが、肝心の起点となる真犯人のことは投げっぱなしでアンフェアというのは幕を閉じたのだろうか?

というか、本ドラマは「少女連続誘拐」の真犯人のところは主題となる雪平刑事の父親の死というところからは異なる支流という扱いなので、これはこれでOK、オシマイ!ということなのであれば、僕はそういう制作の仕方は好きではない。

そんなことに執念を燃やす(笑)内容のコメントもなかなかないので、些か恥ずかしい気持ちではあります。確かに医師・橘(吉田羊さん)が逮捕されて「私、、出来心だったのよ〜!!」となるのもねぇ、、(ーー!)落とし所が難しかったのかも知れない。

しかし敢えて言わせてもらえば、落とし所をハッキリさせる、終わらせるべきところは終わらせる。

特に犯罪を描く刑事ドラマであれば、ハッキリしないモヤモヤとした何かが残るのは好まない。つまり好みの問題ということですね。水戸黄門みたいにハッキリせい!!と。

言い過ぎました。。

権力・組織ということに対して物言うところは、単に勧善懲悪ではないこのシリーズの良いところではあるので、少し残念なところです。

ハッキリしない、後味の悪いエンディングを全て認めないというのではない。敬愛するスティーヴン・キングの作品だって、そりゃ「おーい、勘弁してくれよ!」という最低な読後感ってのが少なからずあります。クージョとかファイアスターターのように。

でも、それは全体の作風からすると実に自然なことだったりするわけです。

なので、後々、まあ仕方ないか!と妙に納得が行くことになるのですが、、。

アンフェアは、伏線としては結構大きなストーリーがきっちり整合性をつけて紐づいていないところに力不足を感じます。伏線はしっかり主となる流れに組み込まれてこそ必然性があるわけですから。

TV局の勝手な都合で「ストーリーが膨らんでしまい収拾がつかなくなった」というところでしょうか。そう考えるとフジテレビの妥協点の低さもまた浮かび上がって来ます。

せっかく、素材やキャストは良いのに惜しいところです。

こうして7、8年ぶりのレンタルビデオ鑑賞は終わりました。また、通常の音楽生活に戻ります。すぐに次回ライブが来ますから脳内環境を作曲・ピアノモードに切替えを行います。グズグズするのですね、コレが、、引きずるタイプなので。♬